キーボード入力をプログラムの中で使うためには、標準ライブラリーの中のjava.utilパッケージの中にあるScannerクラスを使います。
このプログラムを実際に作って試してみましょう。
クラス名Sample03として、新規保存しましょう。
①import文
異なるパッケージのクラスを呼び出すときには、import文でパッケージを指定しないといけません。import文はクラスブロックの前に書きます。
②インスタンス化(実体化)
newというキーワードを使って、他のクラスを呼び出すことをインスタンス化といいます。こうすることで他のクラスを使うことができるようになります。
③ Scannerクラスの中のnextInt( )メソッドを実行させています。nextInt( )メソッドには、キーボードから入力された数を整数に変換する機能があります。それで、整数を入力してもらうときに使います。
④ Scannerクラスの中のnextDouble( )メソッドを実行させています。nextDouble( )メソッドには、キーワードから入力された数を小数に変換する機能があります。それで、小数を入力してもらうときに使います。
*よくわからないところもあると思いますが、今はサンプルの通りにコードを書いてください。
import文やインスタンス化などについては、あとのクラスの使い方で詳しく勉強していきます。